| ――『J-Life』のコンセプトはなんですか? | ||
| キャッチフレーズは「日本で学ぶ、働く。外国人のための多文化共生フリーマガジン」です。「多文化共生」とは国籍や人種、宗教などさまざまなバックグラウンドを持つ人がお互いの文化を尊重して共に生きていくという考え方です。 日本はいま、少子化や日本人の労働力不足で外国人を受け入れなければ国力を維持できなくなると言われています。日本では今後、外国人との共存が大きなテーマであり、日本が向かうべき「多文化共生社会」の実現こそがJ-Lifeのコンセプトです。 読者は、多くは日本語を学ぶ外国人ですが、日本語教師や自治体の国際交流関係者など日本人も多いようです。 | ||
| ――主な企画内容や、御社フリーペーパーならではの特徴、特色を教えてください。 | ||
| 「留学生30万人計画」というのをご存じですか? 現在、日本にいる約12万人の外国人留学生を2020年までに30万人にしようという計画です。大学の国際化、日本の国際化を進めるために、2008年の年頭に福田首相が表明しました。 日本の外国人計画を左右するこの計画は、『J-Life』でも特集しました。それ以外にも、最近外国人に人気のアニメやマンガなどの日本のポップカルチャーや、外国人が日本で働くためのノウハウなど、外国人に絡む日本の最新情報をお届けします。 | ||
| ――これまでの人気の企画や評判の企画を教えてください | ||
| 日本で20組に1組、東京では10組に1組となった国際結婚のカップルを紹介する「国際結婚さんいらっしゃ~い」は創刊以来、人気です。最近は、さまざな混ざり合った生のルーツを持つ人に登場してもらう「ミックスルーツ」も人気コーナーです。日本で働く外国人にインタビューする「日本で働く」も定番です。 | ||
| ――編集部近辺の環境や、どのような街で編集されているのか教えてください | ||
| 編集部は、東京・杉並区永福町の㈱アルク内にあります。閑静な住宅街ですのでとても静かですが、メディアに携わる者にとっては、ちょっと物足りないところもありますね。ちなみに駅前には、行列のできる「大勝軒」という有名なラーメン屋があります。 | ||
| ――『J-Life』の楽しみ方を教えてください。どういった時に、どのように活用するのが一番良いかなど | ||
| 外国人に情報を発信していますが、紙面は日本語です。ただ、やさしめの言葉を使ったりルビを振ったり読みやすいよう工夫を心がけています。 世界30カ国で配布しているので、用途はさまざまなようです。日本語の勉強のために読んだり、日本語の先生がテキストとしても使っていると聞きます。海外で、日本語のメディアに飢えている(?)日本人が、日系書店手にすることもあるそうです。 | ||
| ――創刊、制作上の苦労話などがあれば、教えてください | ||
| 創刊した2005年ごろはまだ、現在に比べ「多文化共生」という言葉も聞かれず、国内の外国人に対する関心も低かったです。そのため、広告集めに苦労しました。いや、この苦労はいまも続いていますが……。 | ||
| ――『J-Life』はどんな人たちが作っているのですか? | ||
| 編集スタッフは、紙面づくりを担当する日本人3名とホームページを担当する中国人、さらに外国人留学生のアルバイトやインターンなどさまざまな国籍のメンバーで構成されています。日本人スタッフ3名は海外在住経験があります。 日本で外国人として生きているメンバーと、外国人として海外で生活したことのある日本人が、日本の多文化共生について世界に情報発信する、『J-Life』はそんな雑誌です。読者の方からのご意見をお待ちしておりますので、いつでも編集部にご連絡ください。 | ||





J-Life編集部








