第5回 ~『電話を受ける』応用編~
金: はい、J-Lifeカンパニーでございます。
安田: アルク商事の安田と申しますが丸山さんはいらっしゃいますか?
金: いつもお世話になっております。丸山はあいにく席を外して①おります。
安田: そうですか。何時ごろお戻り②でしょうか。
金: 15時を予定しておりますが、お急ぎでしたら私でよろしければ③お伺い致します。
安田: 実は、この後丸山さんにお会いする予定なのですが、アポイント時間に15分遅れてしまいそうなので、そのようにお伝え頂きたいのですが。
金: かしこまりました。それでは、丸山が戻りましたら申し伝えます。④
①「外す」は「取って離す」という意味で、「時計を外す」「担当を外す」などオフィスでよく耳にします。今回の場合は、
「社内や近くにいるが、短時間自分の席を離れている」という意味で、「すぐ戻ります」ということを相手に伝えたいときの表現です。
②「席をはずし」た社員は再び「席に戻り」ます。元の状態になるという意味です。戻る(動詞) → 戻り(名詞) → お戻り(お+名詞)として尊敬語にしています。「書類をお届けします」とか「お伺いしてもよろしいでしょうか」とか、いろいろ使ってみましょう。
③相手の気持ちを考えて使う表現で、「もしもあなたが必要でしたら」という意味です。日本語では、主語を「あなた」から「私」に置き換えて、自分の立場を下に置く内容の文を作ることで、相手への気遣いを表すことがあります。
④これも自分を下に置き相手を気遣う表現です。「言います」と意味は同じですが、相手の受け止め方は全く違ってしまします。例えば「私から社長に申し伝えます」を「私が社長に言いますよ」などと言ったら、なんて礼儀を知らない人と思われてしまうでしょう。
☞ワンポイントアドバイス
上げたいときは自分が下がる。これもテクニックです。





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