東京中央日本語学院 白井義弘先生 
白井義弘
1975年にインドシナ難民に日本語を教え始めたことがきっかけで日本語教師に。
後に東京中央日本語学院を創立。学院長就任。
趣味は、お笑い鑑賞、ジャズ、ラリー、水泳、歴史。「自分が一番バカになれ」がモットー。
最近は、創立以来の理念「多文化共生」を、医療や介護従事者等と連携させる活動を行っている。

 

 

第4回 ~『電話を受ける』基本編~

 

金:  はい、J-Lifeカンパニーでございます。①

村上: アルク大学の村上と申します、いつもお世話になっております。

金:  お世話になっております。

村上: 編集部の大倉さんお願いできますでしょうか。

金: 恐れ入りますが、③もう一度お名前を伺って④もよろしいでしょうか。

村上: はい、アルク大学の村上と申します。

金: 失礼しました。少々おまちいただけますでしょうか。

 

 

①敬語には3種類あります。丁寧語、謙譲語、尊敬語です。「〇〇でございます」は「〇〇です」の丁寧な表現です。「これがうちの商品です」より「こちらが弊社の商品でございます」と言ったほうが、だんぜん印象が良くなります。

 

②直接知らない人でも自分のお客様と同じように「お世話になっております」と、心をこめて言いましょう。社員教育を厳しくチェックしているお客様もいます。最初に電話に出る社員の言葉使いが、会社の信用を左右することがありますので気をつけて。

 

③人に何かを尋ねたり、依頼したりするときに、印象がやわらぐ表現として良く使われます。このようにクッションの役割を持つ言葉といわれているものには、他に「失礼ですが」「申し訳ございませんが」などがあります。

 

④「伺う」は「聞く」の謙譲語です。自分を下に置くことで相手を敬う表現です。お客様や目上と会話するときには、「もらう」→「頂戴する」「言う」→「申し上げる」など、積極的に謙譲語を使ってみましょう。また、最近よく「お名前を頂戴する」という表現を聞きます。名前はもらうものではないので、「頂戴する」とは言わないので注意しましょう。

 

ワンポイントアドバイス

敬語を使い分けて同僚に差をつけよう!!