第1回 ~初出社編~
金: 初めまして①、金ともうします。今日からこちらの部署でお世話になる②ことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。
大倉: 初めまして、大倉です。今日から金さんの研修を担当します。どうぞよろしくお願いします。
金: ご指導③よろしくお願いいたします。
大倉: 金さんは日本語が上手ですね。
金: ありがとうございます。でも、またまたです。日本に来て4年になりますので、少しは上達したのではないかと思いますが。
大倉: もし、わからないことがありましたら何でも聞いてくださいね。
金: はい、ありがとうございます。
①「初めまして」には初めてお会いします、「始めまして」にはこれからよろしくお願いします、という意味があります。
初対面ではどちらも使えますので、自分の名前を言う前に「はじめまして」とあいさつすると丁寧な印象になります。
②「お世話になる」の「世話」とは、「人のために尽くす」という意味です。これから職場の上司や先輩が、新人「金さん」
のために世話をすることになります。他人に何かをしてもらう時に使う表現です。ちなみに形容詞「大きな」を頭につけ
ないように気をつけて。「大きなお世話」は「迷惑」という意味になります。
③誰かに「何か」を教えてほしいとき「ご」をつけて「ご指導よろしく・・・・・・」と言いますが、「何か」は具体的でない
場合が多く、挨拶と一緒によく使われる表現です。
④「日本語が上手ですね」。日本人はよくこの表現を使います。ほめる気持ちと、仲良くしたいという挨拶の気持ちが
含まれています。こう言われたら、これまでの努力の成果を素直に喜んでください。初対面のときには「日本語は話せて当然」「日本語ではなく仕事で評価してほしい」などとは、思っていても言わないほうが日本社会でよい人間関係を保てます。
☞ワンポイントアドバイス
初対面では、明るく元気に笑顔であいさつをしましょう!
『J-Life』2009年1・2月号から





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