経済が破綻して、就職氷河期と言われる現代の就職事情を、留学生の支援をしている就職活動のプロに分析してもらいました。

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テラビジネス日本語学校 校長 野澤和世先生
東京・荒川区生まれ。医科大学の研究補助員を経て、ニュージーランドへ留学。帰国後、日本語教師を経験。大手人材派遣会社で語学教育の研修を担当した後、外国人専門の人材会社を起業。その後、退職してテラビジネス日本語学校を設立。年間500人以上の留学生に「日本就職セミナー」を行うなど、多方面で活躍中。

厳しい雇用状況が続く日本

世界的な不況は、日本も例外ではありません。人件費を削減するためにリストラをしたり、新規採用を取りやめる企業や、採用人数を大幅に減らす起業が合いついでいます。日本人にとっても、就職事情は厳しい状況です。留学生も楽観的に考えてはいけません。

能力次第でチャンスはある

企業が厳しい現状を乗り切るには、今こそ本当に有能な人材が必要です。限られた採用枠だからこそ、できるだけ優秀な人を採用したいと、どの企業も本気で考えています。高いスキルや想像力を身につけた人、その会社に貢献したいという強い気持ちがある人なら、留学生にもチャンスはあります。日本語力と専門知識を身につけ、日本文化を知っている優秀な留学生であれば積極的に採用する可能性さえ高いと思います。不況というピンチには、そういうチャンスが隠れています。


求められるグローバル人材とは


外国人を雇用する日本企業は、意識も制度も、言葉をはじめとする職場環境の面でも、企業自体のグローバル化が必要です。いっぽう留学生側は、自己主張を優先せず、日本的なチームワークや強調性を大切にすべきでしょう。日本はあなたにとって「外国」です。そこで成功するには、日本の企業文化を柔軟に受け入れ、日本人とのコミュニケーションスキルを身につけること。その国の習慣に敬意を払い、その上で自分の個性や強みを発揮するのが、真のグローバル人材です。