Q. 海外大学進学にはどのようなメリットがありますか?

A.

国 際化の時代のなか、求められているのは国境を越えたコミュニケーション能力です。日本社会という枠組みにとらわれず、自由な発想で国際的に通用する力を身 に付けることが必要です。英語を駆使して自分の意見をきちんと表現できるようになること、そして世界で通用する専門知識を身につけることも重要です。海外 大学進学では、こうした国際的なコミュニケーション能力を養うために最適な方法です。日本を離れて海外で学ぶことで広い視野と考え方が自然と身に付き、よ り国際的な感覚を磨くことができるでしょう。


Q. 英語ができないと留学できないのでしょうか?

A.

海 外の大学へ進学する際に最も大切なことは英語力ではありません。日本での学校の成績、入学志望などのエッセイ、推薦状などが重要です。英語力の基準は学校 によって異なりますが、英語力がなくてもそれ以外の部分で入学審査を行い、英語力がついたら入学を許可する条件付き入学というシステムを採用している学校 も多数あります。英語力があまりないことで海外進学をあきらめるのではなく、
自分の学歴や職歴、経験などから、どのような進路があるかをカウンセラーとじっくり相談しましょう。


Q. 海外の大学は日本の大学と何が違いますか?

A.

海 外の大学は、日本の大学のシステムと比べると非常に柔軟性があります。たとえば、1度きりの入試で合格判定をしないこと。国にもよりますが専門学校や他大 学から編入することができること。専攻を途中で変更できること。このように日本のシステムではなじみのない制度があります。また、専攻課目も豊富に開講し ており、自分の目標や就職のために必要なコースを選択することができます。最大の違いは、大学でも積極的に授業に参加することを求められることです。間 違っていても自分の意見を主張したり、チームワークでひとつのプロジェクトを作り上げたりと、日本の大学にはない密度の高い参加型の学生生活を送ることが できます。


Q. 留学先の大学はどのようにして選べばよいのでしょう?

A.

各 国の教育制度は、国によって大きく異なります。ご自身がお持ちの条件や目的をよく照らし合わせ、国や学校を決定します。国によっては、英語力が十分にあっ て高校卒業していても大学へ直接出願できない場合があります。留学を考える際、留学の目的は何か、留学後の進路はどうするかなど、真剣に自分と向かい合っ て、留学や学校選びの条件を具体化する必要があります。そのうえで、カウンセラーがあなたの目的を達成するためにどの学校が最適な進路となるかを一緒に考 えていきます。


Q. 学校選びのポイントは何ですか?

A.

ま ず、あなたの留学目的をしっかりと考えてみましょう。それから、留学後の進路をどう考えているのか、将来のキャリアプランも考えたうえで、気候、文化的側 面、物価などの特徴を加味して、自分の住みたい地域をある程度決めるのがよいでしょう。都心部に住みたいのか田舎町に住みたいのかによっても、選択が異な ります。また、自分が学びたい分野がどこの大学で学べるのか、インデックス・オブ・メジャー(学科)や各大学パンフレットなどで確認しておく必要がありま す。学科の名称が同じでも、大学によって授業内容が異なることもあるので注意しましょう。


Q. 海外の大学院留学は狭き門なのでしょうか。

A.

日 本では、成績優秀者のみが大学院にて専門分野を研究するという認識が強くあります。しかし、海外の大学では、社会人が仕事帰りにキャリアアップのために大 学院へ通学するなど、より実践的なケースを学ぶ場として大学院のコースが開講されています。教授からだけでなく実際に一流企業で現役で働いている方々か ら、直接、現状の問題点などを学ぶことができます。欧米では、大学院へ進学する割合がかなり高くなっており、日本と比べて学生数も多いのが現状です。日本 の大学を卒業したのに英語力がないからといって、コミュニティーカレッジや大学を目指す方がいますが、留学をより有益なものにするために大学院留学の可能 性を追求しましょう。海外の大学院では、学部の専攻と必ずしも一致していなくても入学を許可される場合がありますので、留学後のキャリアをじっくりと考え て進路を考えましょう。


Q. 奨学金で財政援助は受けられますか?

A.

大 学院留学を対象とした奨学金制度に比べて、大学学部に出される奨学金は一般的に多くありません。また、留学生にとって奨学金を獲得することは簡単なことで はありません。まったく不可能ということではありませんが、かなり難しいので、留学予算を組むにあたって奨学金をあてにして計画を立てることはやめたほう がいいでしょう。実際、留学生のなかには大学入学後に奨学金を獲得した人もいます。応募資格に当てはまるものがあれば、チャレンジしてみてはいかがでしょ うか。


Q. 海外の大学を卒業後の進路はどのようになりますか?

A.

海 外留学が身近になった今、帰国後に自分の留学経験を活かせない方がいることも事実です。就職が厳しいなか、「英語さえできれば」「海外生活の経験があるか ら」「応用がきくからビジネスを専攻」「就職活動は帰国してから」など、のんびりとした気持ちで留学をとらえている方が多いのが現状です。 留学を次のステップへつなげるには、留学を考える時点で目的を明確にし、将来に活かすビジョンをしっかりと持っていることが大切です。また実際の就職活動 で、留学で何を身に付けてどんな成果があったかを簡潔に伝えられるよう、留学生活を振り返ってしっかり自己分析をしておくとよいでしょう。日本から離れて いると日本の情報を集めにくい点もありますが、目的意識次第でハンディを克服して就職に結びつける方もたくさんいます。貴重な体験が無駄にならないように 積極的に意義ある留学をしていただきたいと思います。また、現地での就職は決して簡単なことではありませんが、インターンシップなどを通して現地で仕事を 見つけ、活躍している卒業生も少なくありません。